「チコリーのミックスリーフ」販売のご案内です

2026年9月

現在、収穫出荷を停止させて頂いています

8月を中心にした高温期は収穫出荷を控えさせて頂いております。

猛暑と8月13日から14日にかけての「令和8年千葉豪雨」での冠水は、何とか乗り切ることができましたが、「農園情報」でご案内の通り、遮熱ネットの下のチコリーは、ほぼグリーンの葉ばかりです。

今後の生育の推移を見て行くことの中で、最低限の「チコリーのミックスリーフ」をご用意できない場合、9月下旬からを予告していたお届けの再開は、今しばらく延期させて頂く可能性がございます。

誠に申し訳けありませんが、生育状況の問題ですので、何卒、ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

(2026年9月1日)

チコリーのミックスリーフのお買い求めは「食べチョク」サイトでお願いしています。

食べチョクサイトの多菜畑農園に移動します。

商品ラインアップ

※別途、クール宅急便代(ヤマト運輸)がかかります。ご注文頂いた日から3日目からの発送とさせて頂きます。

最近の「チコリーのミックスリーフ」

収穫後の水洗いの様子です(2026年7月1日撮影)
チコリーのミックスリーフ100gの盛付け例(6月中旬)

葉の大きさについて
一般的なベビーリーフに比べ、大きな葉も入っています。

葉の食感はやや硬めです
葉は、厚みもあり、一般のベビーリーフやレタス類に比べ、ソフトな食感ではなく、少し硬くお感じになるかと思います。
もちろん、新しく生えた葉ですが、アントシアニンなどの生成を促すため、株自体は管理生育させたものになります。

チコリーのミックスリーフ収穫作業

1.密植状態にして栽培します。
実は、このような状態で栽培することが、重要になります。
2.株を刈りこんで行くと、過剰な湿気で、外葉は腐食している状態です。
3.外葉を取り除くと、中から、光合成ができず、軟白状態になった葉が現れます。
4.お見せするのが忍びないぐちゃぐちゃな葉をはがし、取り除いて行きます。
5.ようやく、中からアントシアニンが現れた葉が姿を出します。
6.一つ一つの株を解体するのは、必ず手作業になります。中まで腐食が進み、商品化できないこともあります。

「チコリーのミックスリーフ」製品についてのご案内

チコリーの苦味成分について
チコリーの葉の苦味成分は、セスキテルペンラクトンという化合物で、機能性成分(ポリフェノール類)となります。
5000種ものセスキテルペンラクトンの中で、ラクチュコピクリンと8-デオキシラクチュシンがチコリーの苦味成分とされています。
この苦味物質には、ヒトの中枢神経系に作用し、鎮静効果と鎮痛効果があることが以前から知られ、伝統的に鎮静剤や鎮痛剤として利用され、また、抗マラリア効果も確認されています。
その他、食欲増進/消化促進や鎮静効果から不眠症改善などの機能性も分かってきました。

セスキテルペンラクトンはキク科野菜には、種類や含有量の違いはありますが、ほとんどの種に含まれている成分です。
レタス類は、チコリーと同じラクチュコピクリンと8-デオキシラクチュシンが含まれていますが、チコリーの含有量はレタス類の約5倍になります。
これは、レタス類は主要な野菜として、生産量が増える中で、より苦味を抑え味覚面を調整する品種改良を進めた結果、現在のあまり苦くないレタス類が主流となったものです。
最近では、機能性成分を重視し、レタス類にもセスキテルペンラクトン類の含有量を高めようという研究開発も行われているようです。

認知症治療薬や新型コロナウィルスワクチンとチコリーの関係

コリンエステラーゼ阻害の働きをするラクチュコピクリン
アルツハイマー病などの認知症では、脳内の神経伝達物質のアセチルコリンが、コリンエステラーゼという酵素により分解され、記憶障害などの症状が現れます。
チコリーに含まれるラクチュコピクリンは、コリンエステラーゼの働きを妨げ、アセチルコリンの分解を抑え、アセチルコリンを増やす働きに導き、認知症の症状の進行を遅らせます。
チコリーが薬の原料になっているかは確認できませんが、すでに薬剤として開発、販売されています。

新型コロナウィルスワクチンとチコリーのセスキテルペンラクトン
コロナウィルスの増殖に欠かせないプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の働きを阻害する物質として、チコリーから抽出されたセスキテルペンラクトンが有効とされています。
※医学誌に掲載された論文の抄訳を読んだだけですので、単に「いいこと」程度のご紹介です。改めて、時間を頂きお伝えできるようにしたいと思います。