2024年5月

季節の便り

千町農園

あっという間に5月を迎えました。
年々、春は短かったなあと感じています。

4月22日から、収穫出荷を再開させていただきました。

千町農園は、初夏に更新予定のため、余りきれいな圃場の姿ではありませんが、古くなった株でも無事春を迎えることができました。

今春は、粟生野農園からの新規栽培を予定しております。

春らしく、冬を経てグリーンを前面に出す株が多くなりました。
アントシアニンを持つ葉の株は冬を越えて、生育せず、そのままの姿で今を迎えている株の中で、珍しく劣化せずに残った株から取り出すことができます。

初夏はチコリーも抽苔(ちゅうたい:塔立ち)する株が多くなる季節です。
今年は、意外に現在は抽苔株が少ないように思われます。

この後、抽苔株からは花が咲いてきます。

圃場(畑)は常に草(雑草)との戦いです。
今、耕運機は修理中です。燃料タンクの亀裂は何とか修復できそうです。
使えるようになるまでは、義兄からもらった充電式トリマーと三角ホーで頑張るしかありません。
意外にできています。

粟生野農園(堂山)

春らしい生育状態というより、初夏を思わせる雰囲気を感じます。どこがとご説明することは難しいのですが。

畝の間の雑草を抜きながら、収穫作業を行っています。まだ、多くの収量は望めません。

冬を越して、株の中心部から生える新しい葉だけを収穫することになります。
実は、新しい芽生えが多くなるこの季節は、チコリーのミックスリーフについては、意外と収量の確保が難しい時期となります。

今の季節のチコリーの株には、こちらの画像でご覧いただけるように、赤い汚れのような模様や斑紋が出ます。
残念ながら、その原因は分かりません。もちろん、見た目も良くないので、廃棄となります。

引き続きですが、他のチコリーとは異なる深いグリーンのグルモロベルデの株をご覧いただきます。

粟生野農園(蓮沼)

粟生野農園(堂山)から県道138号を渡って、小中川に注ぐ水路沿いの静かな環境の畑です。
2023年末から、収穫してきました。貴重な存在でした。

全く恥ずかしい光景をご覧頂くことになってしまいました。
千町農園を先に管理しているため、収穫出荷のメインエリアが完全に草(雑草)に負けちゃいました。
それでも、収穫しています。

圃場(畑)は自然ではないと思います。
しっかり、管理し、きれいな状態を保つ必要があります。