2026年3月

季節の便り

農園の近くにある、シンボルとなるような樹木の季節ごとの姿をご覧いただきます。
少しでも季節の移ろいを感じていただければ良いのですが、なかなかです。

千町のクスノキ




千町農園の入口近くに生える、4本のクスノキです。
その内の1本は、幹の太さが3メートルを超え、巨樹の範囲に入ります。

最近、一部の下枝の伐採が行われました。

今まで、一つの画像に4本とも入れて、ご覧頂くのは難しかったのですが、下枝が取り除かれて、見通しが良くなり、初めて全体をすっきりした形で撮影できました。

クスノキの成長は比較的早いのですが、それでも、4本ともある程度の年数を経て、ここまで大きくなっています。

何かの経緯があって、ここに育っているように思います。

(2026年2月3日撮影)


クスノキを仰ぐように生えている紅梅です。
先月にご紹介した木とは別の木です。

画像では分かり難いのですが、枝により咲いている花の色がピンクでも濃い薄いの差があります。

付近のウメの中では、最も遅くまで咲いていてくれる木です。

(2026年3月2日撮影)

「クスノキノート」を発表しています

カテゴリー「多菜畑農園と自然」にクスノキについて、いろいろなテーマでご紹介する「クスノキノート」を公開しました。

思いがけず、かなり厚い内容になってしまいました。
よろしければ、ご覧ください。

(2025年6月10日公開)

粟生野円立寺のボダイジュ(茂原市指定天然記念物)

粟生野堂山農園近くの顕本日蓮宗の円立寺(えんりゅうじ)墓地に生える
ボダイジュです。

樹齢は800~900年と言われています。
すでに主幹は枯れ、残った台木から10本ほどの芽木が、巨樹を構成しています。
このボダイジュは、シナノキ科に属する落葉広葉樹で、
今は、厳しい冬を乗り越え、春を待つ雰囲気です。

やや遠くからの木の姿は余り特徴的なところを見出せません。
一方、台木(根元)の姿は、かなり珍しい姿です。

自らが測ったわけではありませんが、周囲は7mもの太さだそうです。

今回、地元の方のお力でしようか?地面がとてもきれいに掃き清められていました。
そのためか、今まで毎月訪れて、木の姿を見続けてきましたが、初めて気が付いたことがあります。

こちらの画像でも確認しにくいのですが、台木から伸びる主幹の内、中心に近いものは、樹皮の紋様が異なっています。

周囲の太い幹に比べ、年代が若いせいなのか、それとも、まさかとは思いますが、ボダイジュではない、別種の木なのか、今の状態では分かりません。

若葉が出て来る頃には分かりますので、お知らせします。

どのような過程を経て、この地にとても長い期間に渡り、生きているのかは、想像することも難しいですが、円立寺の歴史もひも解きながら、ご紹介したいと思っています。
(2026年2月28日撮影)

粟生野蓮沼のイチョウ


粟生野蓮沼農園に近い、竹林に囲まれた大きなイチョウです。
タケが密集していて、踏み入れることが難しく、
幹回りを測ることなどはできていません。

より近づいてみると、数多くの幹の集合体により、
構成されているように見えます。
正確な状態をいつか確認できるようにしたいと思います。


改めて、堂々とした「無名の孤樹」を感じます。

昨年(2025年)夏以降は、イチョウの木の周辺の草が放置状態になり、近づくことが難しくなっています。

こちらだけではなく、例年、除草作業が行われていた場所が、
今年は放置状態になっているケースが多くなっています。

粟生野蓮沼農園の付近は、里山の雰囲気もある、
小さな自然がいっぱいの環境です。

円立寺境内の大イチョウなど付近の他のイチョウに比べ、やや早く完全に葉を落とし切ります。
(2026年2月28日撮影)

農園の今

千町農園

圃場として使っていませんが、極力、それらしい姿を目指しました。
最終的には、雑草は枯れましたが、理想的な状況にすることはできませんでした。

伐採した雑木の廃棄に向けた処理作業を、寒さ厳しいこの冬に少しずつでも行う予定にしています。

(2026年3月2日撮影)

なお、千町農園については、来年(2027年)1月末で借用を終えることになりました。
チコリー栽培を行うことはありませんが、最後まで、できる限りの管理をしなければなりません。

粟生野農園(堂山)

2月末現在、収穫作業は中断させて頂いています。
少しずつ、春の雰囲気も感じられるようになりました。

昨年からの畝は、整備して再利用する予定です。
敷いてある黒マルチもかなり傷んでいますが、修理して直播に備えます。


春からなるべく早くお届けできるよう、10月に種蒔きをして、ビニールトンネルを架けている畝です。

残念ながら、途中まで順調に育っていた株も、中途半端な大きさのものは、凍死していました。

今年の秋の直播のタイミングは、9月中にすることにより、冬前にある程度、肥大化させておく必要があると思っています。


圃場管理の問題から、西側の3本の畝を撤去することにしました。

夏の雑草の繁り方が異常なので、その除去対策のひとつです。

そこで生育している株は、残りの畝に移植して行きます。
上手く、根付いてくれるよう、祈るだけです。

(2026年2月28日撮影)

粟生野農園(蓮沼)

粟生野農園(堂山)から県道138号を渡って、南白亀川(なばきがわ)水系の小中川(こなかがわ)に注ぐ水路沿いの静かな環境の畑です。
2023年末から、収穫を始めました。
里地らしい自然の姿と太陽光パネルが敷設された姿が交じり合うエリアです。
やや閉鎖的ですが、鳥のさえずりが絶えることの無い、ちょっと不思議な空間です。

農園周辺の通路も含めて、できる限りの環境整備を、自分の仕事と考えて、活動しています。
周辺は、例年より、除草作業の回数は少なくなっており、春に太陽光パネルの設置計画を知った隣りのエリアは、これまでは定期的に除草されていましたが、今は、伸び放題の草で覆われました。

今春には、新しい圃場に更新することになりそうです。

圃場地の周囲には、かわいいオオイヌノフグリが広がっています。

圃場への影響がない雑草は、却って愛おしく感じてしまいます。
一方、間もなく戦いの火蓋が開けられようとしていることを、思わずにはいられません。

(2026年2月28日撮影)